治療が難しく、長期間治療を受けるも、必ずしも完治するとは云えない
お肌の疾患は少なくありません。
痛いから痛みを止める、痒いから痒みを止める...
という治療法は本質的な問題を先延ばしにし、ますます悪化を招く恐れがあります。

特にアトピー性皮膚炎や慢性的な皮膚トラブルの場合は
皮膚病だからと皮膚表面だけの治療をしていると、
一時的にはよくなっても繰り返しますし、
以前よりも皮膚の状態が悪くなるということもあります。
それでも、治療の柱をステロイド治療においている方は非常に多いのが現状です。

"皮膚の病気"と思って対応していては根本的に改善することは難しく、
皮膚はあくまで内蔵の鏡であって、体の内側に問題があることを知ることが重要です。

「病気の原因を見つけ、原因の解決をすることで根本的な改善を目指す」ことが東洋医学の根幹です。
皮膚表面の症状はあくまで体からのサイン。漢方の役割は、炎症のある部分を改善し、痒みを改善することはもちろんですが、内蔵を強くして、腸や血液をきれいにすることで、皮膚の力を高めていきます。

同時に、生活習慣や食事などにも気を配ることで、治りを邪魔している問題を解決し、人間が本来持っている自然治癒力病気を高めます。特に慢性皮膚病にはストレスの影響が症状を大きく左右したり、環境因子の影響が非常に複雑にかかわっています。 中でも影響が大きいとされる生活習慣や食事など、自分の生活での癖を知ることもきれいな皮膚作りの大きな一歩となります。 実際に、食事や生活の養生をされている方は漢方薬の効きがとてもよく、そうでない方に比べて早い改善がみられます。

しっかりと体の内側の改善から取り組めば、長年苦しんだ皮膚病であってもよくなり、肌質が変わってくることも多く、ツヤのある皮膚を取り戻すことができます。 当店では、症状を軽減し、肌を再生する力をつける継続的なケアも行っておりますので、お気軽にご相談ください。